器を弾く準備  

 

弓の毛は真ん中の一番狭いところが1センチ弱になるぐらいに毛を張りましたか? 毛を張ったら松脂を付けて弓の毛になじませましょう。新しい弓や弓の毛を張り替えたときは端から丁寧になじませます。

 

弓の準備が出来たら音を合わせましょう。(調弦、チューニング)

 

糸巻き(またの名をペグ。楽器の頭についているマッシュルームスライスのような形をした木のねじです。)を向こう側に回すと音が高く手前に回すと音が低くなります。 糸巻きが回らない時は無理に回さず少しずつ回しましょう。急に回すと弦が切れるときがあります。 向こう側に回らない時は手前に少し戻してから回すと回る時があります。入門の頃など音がうまく合わせられない時は、テールピース(あご当ての隣にある弦を止める板)にアジャスターを付けると便利です。E線以外のアジャスターは弦を差し込むところが狭いと弦が入らないことがあるので、ウィットナー社などのガット弦用のものをお勧めします。入門用等の楽器には、はじめからアジャスターが埋め込まれているテールピースがついている時もあります。

 

ピアノやキーボードなどがあれば弾きながら合わせましょう。

ヴァイオリンの弦の音は左の太い弦から順にソ(真ん中のドより3つ下の音、G)、レ(真ん中のどの1つ上の音、D)、ラ(真ん中のドから5つ上の音、A)、ミ(真ん中より一つ高いドから2つ上の音、E)になります。

鍵盤楽器がない場合はクロマチックチューナーを使うと合わせやすいです。

コルグ社のCA1CAー40がおすすめです。A線を442Hzに設定した後、弦のアルファベットが表示されて針が真ん中に来るようにして合わせましょう。

 

まずは正しい楽器の持ち方から

 

ヴァイオリンを持つときは足を肩幅ぐらいに開き左足を前に出し、首は軽く左を向くようにしてあご当てにあごの左半分を乗せ、肩とあごでヴァイオリンを支えてから、左手親指の第1関節と人差し指の付け根でネックを挟んで持ちます。 が上がらないで自然な姿勢で持てるように肩当で調整しましょう。ヴァイオリンの渦巻は水平より少し上向きで楽器が下がらないで持てるのが正しい形です。

 

 次に弓の持ち方

 

 アマチュアの方でよく右手の親指が突っ張った形で弓を持っている方がいますが、右手の親指が突っ張っていると右腕に力が入り弓を弦に力で押しつけて弾くことになります。親指は曲げフロッグ(毛箱)と皮巻きの間に置き、全部の指で弓をかかえるようにして持ちます。人差し指と中指の間を多めに開き、指を軽く右斜めに流すようにします。 親指と中指は向かい合わせか中指が少し小指寄りの位置が安定します。

 

 

弓の当て方 

 

 楽器がちゃんと持てたら弓を弦に当てます。 弓を当てる位置は指板の端と駒の中間です。 弓は傾けないで弓の毛を全部つけて当てましょう。弓の当て方は弓の元、中間、先では違いますし、各弦によっても違います。

 

弓の元はひじを少し後ろに引くようにして、弓の真ん中を過ぎたら斜め前に腕を伸ばすようにして当てます。 また線ではひじを少し前に出し、線や線では駒と平行に、線では少し肘を後ろに引くと中間に当たりやすいです。それぞれの弦の開放弦(何も押えない音)で全弓(弓の元から先)で練習して感覚をつかみましょう。 

 

 左指の押さえ方  

 

左指を押さえるときは、それぞれの指が独立して動くようにします。

 

入門の時は1、2、3の指を順に押さえる場合、前の指を残して押さえがちですが、そうすると難しい曲を弾くようになった時に指が速く動かなかったり、ビブラートをかけるようになった時に一緒にネックが動いてしまったりします。

 

指が独立した押さえ方は、2の指を押さえるときに1の指が軽く丸まったまま1センチぐらい浮き、3の指を押さえるときに2の指が1センチぐらい1の指が3センチぐらい浮きます。

 

4の指を押さえる場合は左手親指を浅くして手首、ひじを中に入れ指先で遠くをつかむようにして押さえます。

 

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